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zoom RSS アルゼンチンVSコードジボアール 総括

<<   作成日時 : 2006/06/19 17:28   >>

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今さら、なんですが興味深い試合内容だったのでじっくり総括…てか総評したいと思います。

死のCグループ(アルゼンチン、オランダ、セルビア・モンテネグロ、コートジボアール
の初戦となったこの試合、

優勝経験もあり14回目の出場となる優勝候補・強豪アルゼンチン(以下ARG
高い身体能力を武器にアフリカ最強とよばれるコートジボアール(以下CIV

ともに絶大な攻撃力を誇る攻撃的なチーム。
経験もあり、試合巧者のARGペースで進むと思われた試合は、CIVの猛攻で幕を開ける。

開始直後からサイドのドリブルを中心にガンガン攻めこんでくるCIV。
しかし、エース・ドログバに渡る前にことごとくARGディフェンスに跳ね返される。
ドログバに渡るもまともな体勢ではシュートは打たせず、枠を捉えさせない。

カウンターを狙うARGは司令塔リケルメを軸に自分のペースで攻め込むが、
攻守の切り替え…というか身体能力を活かし自陣にすぐ戻るCIVの前にフィニッシュは出来ず。

24分 リケルメのコーナーキックをCIVがクリアし損ねたところにクレスポ!!
実にクレスポらしい押し込みでARGが先制点を上げる。

…結局のところ、この先制点が全てだったといえる。
点を取って、落ち着きを取り戻したARGはその後、自分のペースを作り上げる。

CIVにボールを持たせ攻め込ませるが、フィニッシュまではさせない。
ドログバに常にマンマークを付け、まともにボールには触れさせない。

リケルメにボールを集め…
この試合におけるリケルメは圧巻の一言だった。
どれだけプレスを受けても取られない、何気なく出したパスは全て通る。
簡単なパスも、一撃必殺の恐ろしいパスも。
ARGの選手は困ればリケルメにあずけていたように感じた。

そのリケルメの真骨頂が炸裂する。

38分ドリブルで自ら持ち込み、マキシにパス。それをリターンで受け、
わずかなタメを作り、後方から全力で走りこんできたサヴィオラへスルーパス。

これぞスルーパスという見事なものだった。ディフェンスラインが全て戻ったCIVディフェンス、
つまり4人のディフェンスをパス一本でぶち抜いた事になる。
もちろん絶妙なタイミングで抜け出し、そのまま決めたサヴィオラも賞賛に値する。
再三再四、CIVディフェンスを脅かした動きはさすがの一言だった。
マン・オブ・ザ・マッチも十分にうなづける。素晴らしかった。

後半に入ってもCIVは前半のペースを崩さず攻め込んでくる…


…ここにARGの油断と余裕。CIVの強さと弱点がある。

恐らくARGはCIVがいつかスタミナ切れを起こす、と考えて戦っていたのではないか。
その時を待って、自陣でゆっくりとパスをまわす、試合を終わらせようとする。
さらに前線で唯一CIVディフェンスと体で張り合い、起点となっていたクレスポを下げる…

はっきり言って、この交代はは大失敗だった、今でもまったく意味が分からない。
クレスポが居なくなった事でハーフラインを越えてタメを作る事が出来ず、
常に攻め込まれる事になる。CIVは衰えない…

しかし、それでも冷静さを失わなかったARGディフェンス・アジャラ、そして攻守のバランスを
保ち続けたカンビアッソとマスチェラーノ、ソリンの凄さだったと言える。

82分 ドログバがついにARGゴールをこじあける。
悪魔のような強靭な身体を活かし、倒されず、ボールを受け、ありえない体勢からシュート。
ワールドクラスにふさわしい、素晴らしいシュートだった。

その後もペースを失わずに猛攻を繰り返すCIV。
しかし、必死の攻撃も、経験豊富な強豪相手にはついに実らなかった…。


ペースを失わない攻め。
これがCIVの強さであり、最大級の弱点であった。

ペースを失わない、裏を返せば、対戦相手は一定の守りが出来るという事に他ならない。
百戦錬磨のARGを相手にして、これはまずかった。


そして、両国を分けた最大の違いが、存在する。

リケルメ。この一言に尽きる。

何をバカな、と思うかも知れないが、マン・オブ・ザ・マッチのサヴィオラを越える存在感だった。

CIVはとにかく強かった。
攻守両面の切り替えの早さ、組織的な戦術、サイドから仕掛けられるドリブラー、
決定力抜群のエースフォワードの存在。
そして、それを支える、ブラックアフリカン特有のパワーとスピード。

…しかし、決定的に弱点だったもの、CIVに無かったもの
それは、上記の多くの武器を最大限に活かし、さらにペースを作られる

リケルメ=パサー・司令塔が居なかった。


アフリカ勢から近い内にワールドカップ優勝国が出る、という巷の意見。
これには大いに賛同する。この試合でも確かな未来を感じた。

その一方で、上記した、パサーの存在なくして、同じくその未来は無いと思えた。
やはり現代サッカーにおいて組織戦術に裏打ちされても、身体能力を前面の武器としていては勝てない、確かにそう感じた。

その後のオランダ戦でも、ペースとパサーの存在によって敗れたと感じた。


一方のARGは、全大会の悪夢を払拭する上々の滑り出しといえた。
全大会経験者が少ないためもあって、CIVよりもガチガチだったが、点を取ってからは
さすがの試合運び、優勝へ向けて走り出した!

では、次回のセルビア・モンテネグロ総括で。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
おいーちゃんと書けよー(笑)!

2006/09/15 02:08
>>さかき

おー悪い悪い…ホンマ長らく放置(^_^;)

あれだ、ミクシーの方におまいさんに若干関係ある事書いてるから早く始めなさい
タイセキ
2006/09/17 13:49

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